第36回山本周五郎賞候補にもなった浅倉秋成の小説の実写映画化『俺ではない炎上』。新たに解禁された画像は、阿部寛演じる山縣泰介を取り巻く、登場人物の怪しさ満点の表情を抑えた場面写真となっている。

匿名の群衆がSNS上でこぞって個人情報を特定し日本中から追いかけ回される、まさに“炎上”の渦中にいる山縣泰介を執拗に追う、謎の大学生・サクラを演じるのは芦田愛菜。芦田は『ゴースト もういちど抱きしめたい』(2011)で第35回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、SF大作『パシフィック・リム』(2013)にてハリウッドデビューも果たし、近年では映画『はたらく細胞』(2024)で第48回日本アカデミー賞優秀助演女優賞するなど様々な話題作に出演する実力派人気俳優だ。そんな芦田が本作では、予告映像の「あんたが、諸悪の根源だからだろうが!」と激しく叫ぶシーンなど今までにないふり幅のある演技をみせる。

そして、今回解禁された場面写真では、暗がりで見せる不適な笑みが物語の鍵を握ることを予感させる。
一方、大学生インフルエンサーの住吉初羽馬を演じるのは、「柚木さんちの四兄弟。」(NHK/2024)でドラマ初主演を務め、現在放送中のドラマ「ちはやふる-めぐり-」(NTV)に出演するなど今注目を集める若手俳優の藤原大祐。

SNSを駆使しながら、初羽馬もまたサクラと共に泰介の行方を追うことに。初羽馬が見せるスマホ画面には一体何が写っているのか……。泰介の逃亡劇にどのように関わっていくのかも見どころの一つだ。
長尾謙杜が演じる泰介の取引先企業の若手社員・青江にも目が離せない。車の窓越しに覗かせる鋭い視線はどこか影を感じさせる。若手社員ならではのあどけなさを残しつつ、物語に不穏な空気をもたらす役どころだ。

青江の視線の先には……。
さらに、泰介の部下の野井を演じる板倉俊之や塩見を演じる浜野謙太の二人の表情にも注目だ。

泰介の部下として泰介のご機嫌取りをする野井と塩見だが、その顔は……。

果たして、この怪しい顔選手権の中に犯人はいるのか!?
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